某微録

ふと思い付いた瑣末なアイディアをそこそこ煮詰めて投下します。

MBTIはまだまだ伸びる?

果てしなくお久しぶりです。バターです。

今回は自己分析のお話。

みなさんMBTI診断ってご存知ですか?人間の性格を4つの軸で切り分けて16パターンに分類する、知る人ぞ知る性格分析法です。きちんとした科学的な裏付けがあるらしく、その精度に多くの人が驚き、自己分析をかける際に利用していると聞きます。
僕もその一人で数年前にこの診断を初めて利用した時には、精度の高さに思わず感嘆の声が漏れてしまいました。それからというもの、自分の性格について事あるごとに振り返るようになり、自己分析の深みが大幅に増したような気がします。
15分程度で無料で診断できるので、まだ知らない方はぜひ試してみてください。

さて、このMBTI診断ですが、実はこれ一面的な運用しかなされておらず、まだまだ発展の余地が残っているのではないかと最近感じています。というのも、MBTI診断は個人の抱く世界をうまいこと言語化することにその価値の大半が存在する様に設計されており、そこから人々の調和的な関係の構築論に向かう印象を受けるからです。(あくまで個人の印象ですが。)

ですが一方で、こうした他者との交流を前提とした運用の仕方とは別に(僕がそうであるように)、更に自己分析を深めていく方向性が見出せるのではないかと思っています。
抽象的な話になりますが、MBTI診断の結果を自己分析のベースに設定して、内向きに深めれば自分の主義、信条を探ることが、外向き(行動)に表出させ、認識することができれば自分の行動習性の特定に至ることが可能ではないでしょうか。この点についてはMBTI診断を元に更に数回のステップを踏まないと達成できない内容であると感じており、それ故、今後MBTI診断を元にした更なる自己分析ツールが開発されるのではないかと予想しています。

この点について、僕自身も自己分析ツールのプロトタイプの設計を試みようとしており、今の所は自分のタイプ(INTJ型)についてはモデル化がほぼ完成したのですが、他の性格タイプについてもこの仮説が当てはまるのか、当てはまるとしたらどのようなモデルを設計すると普遍性が確保できるのかはまだまだ不明です。今後は一般的なモデルケースの作成を目指して友人や知人にお願いして更に具体的なデータを収集出来たらいいなあ、と考えています。

今日はここまで。