某微録

ふと思い付いた瑣末なアイディアをそこそこ煮詰めて投下します。

desperate


こんばんは。

英語学習メモシリーズ第2回は【desperate】[形](スペレィト)です。
意味は、①「必死の」、②「(+for)~がほしくてたまらない」、③「絶望的な」となります。
語源はラテン語の「desperatus(諦める)」によるもので、【despair】の「de(ない)」+「spair(希望すること)」とは異なるようですが、weblioでは両者が関連語として結び付けられています。一見「デスパレート」と読みそうなところですが、【despair】が元にあると思えば間違えなさそうですね。
専門家ではないので分かりませんが、まあ概ね同じようなニュアンスから派生してきているのでしょう。

desperate efforts(必死の努力)といった使い方をするほか、I'm desperate!といえば、切実に求めている表現になります。日本語的には必死であることと絶望的なことではニュアンスが違って聞こえるので、訳出には気を付けた方が良さそうです。死に物狂いで一生懸命やっているのは同じでも、a desperate war と言われてどちらに訳すかによって暗喩する勝敗が真逆になってしまいますね。

派生語には上述の
【despair】[名,動](①「絶望」、②「絶望する、諦める」)
【desperation】[名](自暴自棄、やけ)
があります。

それでは。